2013/01/05

地蔵岳 130103-04 その3

コケモモかな

地蔵岳 オベリスク 赤抜沢ノ頭より

御座石鉱泉ルートは
燕頭山 ツバクロアタマヤマ 2105m
までは急登です 本当にキツいです

赤石山脈 南アルプス 主脈

雪煙の中 観音岳 2840mに向かう単独行者
前日 ドンドコ沢を一人ラッセルで上がってきた猛者です
夜叉神峠まで縦走するとのことでした

北岳 3193m バットレス(胸壁)
登攀してみたい…

甲斐駒ケ岳 2967m

賽の河原を強い風が吹き抜けて
雪煙を舞い上げます

霧氷がついていて欲しかった

少し下りました
立ち枯れの岳樺

実は小屋番さんも写真を撮りに
登っていました
雷鳥が見れて良かったですね!

下りはラクチン

手前の大岩が転がらないかと
いつもヒヤヒヤしています


地蔵岳 130103-04 その2

しかしながら 登っていると
オベリスクの下で風に乗って舞う雪片に混ざって
白く羽ばたくものが…
注意して見ていましたが見逃してしまいました

少し登るとすぐ手前にまっしろな雷鳥がいました!
これはラッキー以外の何ものでもない
前から写真に収めたかった冬羽の雷鳥が
しかも生息数の少ない南アルプス鳳凰山塊で…





♀の雷鳥のようです
(♂は過眼線という目の模様があるそうです)
元気にエサを啄んでいました!
たくさん卵を産んでね〜

雷鳥は諸事情があり画質落としてあります ゴメンナサイ

すっかり時間が過ぎてしまいました
ジャスト日の出の地蔵岳 2764m
オベリスクが素敵ですね

朝陽とケルンと観音岳と雪煙

急いで稜線に向かっています
何とも言えない色

岳樺も朝陽に染まります
月もくっきり

額に入りました

左 八ヶ岳は雲に隠れています
右 金峰山方面かな…

ちょっと色が薄くなっちゃいましたが
白峰しらね三山
相当風が強いようです

農鳥岳 3026m、3051m 大好きな山です
ここから見るのがもっとも美しい はず

仙丈ヶ岳 3033m はいつも真っ白
圏谷(カール)と稜線が優美です


地蔵岳 130103-04 その1

2013年 まずは赤石山脈の鳳凰山塊 地蔵岳に登ってきました
1月3日 冬型ながらも厳しくない天候
2日の夜は荒れていたらしいです
御座石鉱泉 7:30

鳳凰小屋まで15〜20分くらいの所
地蔵岳が見えています 11:42

写真下の雪の部分が登山道
しっかりトレースがついています
吹き溜まりは軽いラッセルになります

稜線に出ても視界がなさそうなので
早々と鳳凰小屋に停滞
16:00の気温 -14℃

鳳凰小屋の入り口
2007年に登った時はこんなに雪が無かった気がする…

冬期小屋もあります

-2℃ 小屋内談話室のランプと炬燵
発電機は使いません
暖は炭火の炬燵のみなので
暖かい恰好をしていきましょう


1月4日 5:00過ぎ起床
無理を言って朝食を5:30にしてもらいました
小屋番さんありがとう…
いい天気ですよ! と小屋番さん

雑煮を頂いて5:50から登り始めます
ちなみに寝床の室温-12℃
外の気温は-17℃でした

6:28
あと少しで 賽の河原 です

明るくなってきました 
最後の20分は30°ちょいくらいの急斜面を登ります
これで今回の課題「朝陽に染まる北岳」ゲット確実です