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既に三週間も前の話になってしまいますが 双六岳の続きです
曙光に染まる双六台地と光溢れる稜線
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黒部五郎岳と影を落とす三俣蓮華岳 背景の水平線は日本海です
双六岳山頂より
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眩い光の中の槍穂高連峰 標高3000mオーバーです
手前の尾根は昨日歩いた弓折岳から双六のコルへ通じる稜線 標高2600m前後
その手前の谷から双六谷が始まっているのでしょうか・・・
7:00前に双六小屋で作ってもらった弁当(朝食分)を頂いて
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三俣蓮華岳に散歩に行きました 片道40分ほど
手前から 三俣蓮華のカール 樅沢岳 槍ヶ岳
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三俣蓮華岳からは日本最後の秘境と言われる雲の平をはじめ
北アルプス最奥部 黒部源流の風景を見ることができます
左が薬師岳 中央が祖父岳と雲野平 右に水晶岳です 中央奥は立山・劔
薬師岳はデカい!! 南アルプスの山の様です
ザックを置きっぱなしにしていた双六岳に戻ってきました
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黒々と聳える穂高の山塊
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槍ヶ岳北鎌尾根をできるだけ間近でカメラに収めたくなったので
双六のコルを経て逆の樅沢岳に登りました
まずはお世話になった双六小屋と双六岳
双六小屋はきれいな建物でスタッフの方も感じが良いです
食事もおいしいですよ 10月末くらいまで営業してくださると良いのですが・・
樅沢岳からの双六岳 ほぼ全景
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写真中央やや右の最高点 ちょこんと出っ張っている部分が双六岳山頂です
台地に上がってから歩いて15分ほどの奥行きがあります
右下に見える道が登山道です
左側 雲の彼方に見えるのが石川県にある白山です
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樅沢岳からの槍ヶ岳北鎌尾根 何人もの著名な登山家が遭難しています
人を惹きつける魅力があります
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11:30頃双六小屋に戻り 昼食を摂りました
新穂高温泉を朝出発した登山者の方々が
続々と小屋に到着して 弁当を開いたり小屋に食事を頼んだり
これから向かうルートの話や小屋前から見える山の確認で賑やかになりました
小屋の少し上から三俣蓮華岳と赤く染まりつつある谷
双六小屋を出発して20分ほど 稜線にでたところです
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昨日と同じ様に 午後になって暖められた谷の空気が上昇し 冷やされて雲が湧いていきます
槍ヶ岳より右側は雲に覆われて何も見えません
西鎌尾根と槍ヶ岳
ガスの中雷鳥を探しながら 時間をかけて尾根道を歩いたのですが
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この日は見つかりませんでした 昨日景色の良かった鏡平もすっかりガスに包まれていました
秩父沢あたり 始まったばかりの紅葉